「総合評価方式」で落札を目指すために
「総合評価落札方式」について
「総合評価方式」とは、公共工事の品質確保を図るために、従来の「価格」優先の自動落札方式ではなく、「価格」と「品質(=価格以外の要素)」を含めて総合的に評価して落札者を決定する方式です。平成23年度には国の直轄工事で100%実施されており、各自治体における採用件数も年々増加しています。
「品質」の評価においては、新しい技術やノウハウといった技術的要素はもちろんのこと、自然環境・住環境保全への取り組みや施工時の安全性確保なども評価対象になります。
従来の「標準的な技術や工法を前提」とした落札方式を廃することで、社会的要請に対応する建設業者が公共工事を行うという、適切かつ健全な環境が実現可能になりました。
多様な課題に対応するコンサルティング
全国で採用数が増える一方で、総合評価方式は「自治体によって評価基準が異なる」という現実も抱えています。そのため、発注者である各自治体の要望を的確に理解・判断し、要件に適合した提案を行わなければ落札されないというのが実情と言えるでしょう。
このような総合評価落札方式を取り巻く現状を踏まえ、落札される確率を高めるために、私たち株式会社アシステックでは『総合評価方式対策セミナー』を実施しています。
4名のCVS(国際バリュー・スペシャリスト)をはじめとするVE(バリュー・エンジニア※)ら専門家が講師を務め、落札を目指す企業様をあらゆる角度からアシストします。
セミナー内容は、総合評価落札方式のなかでも「簡易型」を中心に、多数の事例を紹介しながら、そのポイントを分りやすく解説するものです。
さらに個別の相談に対応する添削指導説明なども行い、案件毎に具体的なコンサルティングを行っています。
※VE(バリュー・エンジニア)とは/製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」と必要な「コスト」との関係で把握し、「価値」の向上をはかるスペシャリスト。
日本VE協会が認定・登録する。CVSはアメリカVE協会が認定・登録する、VEの最上級資格。