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PマークとISO

プライバシーマークとは

プライバシーマーク(Pマーク)制度は、日本工業規格であるJISQ15001「個人情報保護マネジメントシステム‐要求事項」に適合して、個人情報について適正な保護管理体制を構築している事業者を認定し、事業活動におけるPマークの使用を認める制度です。
国際規格のISOとは異なり、Pマークは日本国内に活動拠点を持つ事業者に限定されます。
ISOもPマークも、いわゆる企業のマネジメントシステム、つまり会社組織の運用方法に関する規格です。しかし、両者には大きな違いがあります。
ISOは基本的に取得する事業者の利益のための規格ですが、Pマークは個人情報を提供した本人の利益を優先する場合もあります。
事業者の利益と個人の利益が対立した場合、会社の利益を一部損ねても個人側を保護するのがPマークです。

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ISO9001とは

ISOが定めた品質マネジメントシステムの国際規格です。
従来の品質保証の考え方との違いは、完成した製品そのものを対象とせず、製品を生み出す組織や製造システムを評価すると言うことで、後にISO14001等、他の規格を生み出す基礎となりました。
そのベースとなっているのは英国の国家規格BS5750ですが、「文書化」「トレーサビリティ(追跡可能性)」「監査」が強く要求される点、さらに任意制度として組織のマネジメントシステムを第三者が規格に基づいて審査し、結果を公表するという審査登録制度が付随している点が特徴です。

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ISO14001とは

ISO9001が品質マネジメントシステムの国際規格であるのに対し、環境マネジメントシステム規格として、1996年に制定されました。
日本でのISO14001は当初、欧州企業におけるグリーン調達の普及に対応するために、主に電気機械などの輸出企業を中心に普及しました。それがやがてサプライチェーンへ波及していき、さらにはグリーン購入法が制定されたことや、政府の広報活動により、日本国内でも環境への認識が高まり、グリーン調達が一般化して、他業種にも拡大していきました。
また今日では、コンプライアンスやディスクロージャーといった、企業におけるCSR活動が当たり前になりましたが、そうした活動が活発になったのは、ISO14001の取得によって環境報告書を作成し、自らの事業活動を一般公開する企業が増えたことがそのきっかけとなっています。

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